世界中で、毎日460億リットルの上水が水漏れによって失われています。
水漏れ検知の方法はこの80年間おおきな進歩を遂げられませんでした。各国の企業が水漏れ検知のために多くの労力を費やして技術開発に勤しんできましたが、それらは依然として非常に高価格で、現時点でまだ世の中に広まるまでには至っていません。
Utilis社の技術ならば
イスラエルの企業であるUtilis社は、人工衛星の画像を解析することで、上水道の水漏れを検知することが可能です。(下水道など他の水は区別します)3.500平方キロメートルを一度にとらえる衛星画像を解析し、上水道の水漏れを発見し、ユーザーフレンドリーなGISレポート(GIS:Geographic Information System)でお知らせします。このレポートには道路や建物の地図情報も重ねて表示されており、おどろくべき正確さで水漏れが発生している場所を指し示します。このレポートを使用することで、現在水漏れ検知のために費やされている人的リソースを大幅に削減することができます。
人工衛星から画像を取得
人工衛星に搭載されたセンサーから取得された生の画像がGISシステムに重ねあわされ、Utilis社独自のアルゴリズムで処理されます。Utilis社のアルゴリズムは飲料水特有のスペクトルを見つけ出すことで上水道の水漏れを検知します。 そしてユーザーには、検知された水漏れの場所と道路や水道管の情報が重ねあわされた地図がレポートされます。
人工衛星を使う理由
衛星は非常に高い高度で地球の周りを回っているので、3.500平方キロメートルの画像を一度にとらえることが可能です。 また、Utilis社の技術は、気象条件や時刻に関係なく使用することができます。
Utilis技術概要

1. 衛星画像の取得
当該の領域の衛星画像を取得します。

2. 衛星画像のラジオメトリック補正
Utilisは生のデータを取り込んで、ビルや他の人工物などをフィルターし、解析できる状態に調整します。

3. 独自のアルゴリズムによる分析
Utilesは高度なアルゴリズムで地中の飲料水特有のスペクトルを追跡します。

4. WEBベースのアプリと直感的なUI
水道管の水漏れ箇所が道路などの情報を含んだ地図情報システムベースのレポートに表示されます。
Utilis社による技術説明動画(英語)
サービス
月に1度、4半期に1度、あるいは半年に1度等のペースで定期的にレポートを提供します。
Utilisは水漏れの疑いがある箇所を地図上に示したグラフィックおよびリスト形式のレポートを提出します 。地図情報システムに重ねて表示されます。
Utilisの定期的なレポートにより漏水の早期検出と修理済み箇所の検証が可能になり、漏水による水の浪費の削減に寄与することができます。
繰り返し漏水レポートを継続することで、水漏れ発見の正確さは向上し、より効率的な漏水検査・修理の作業プランを確立することができます。
ジャパン・トゥエンティワン株式会社はUtilis社の日本代理店です。
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